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【最新版】ルシュ(シグバール)徹底解説【キャラクター/キングダムハーツ】

Kingdom Hearts 解説

キングダムハーツシリーズをプレイした人
「ルシュの正体は?」
「シグバールとの関係性は?」
「裏切り者って誰なの?」

これらの疑問に答えます。

本記事のテーマ

【最新版】ルシュ(シグバール)徹底解説【キャラクター/キングダムハーツ】

本記事の内容

マスター・オブ・マスターの弟子の一人であり、ロストマスターのルシュ。
本記事ではそんなルシュに関して、今までの物語や人物像をまとめた上で、彼の真の姿を紐解いていきます。

  • ①ルシュのプロフィールまとめ
  • ②ルシュの器となったキャラまとめ
  • ③ルシュ視点で描かれる物語まとめ

 
ユニオンクロスに登場する他のキャラクターに関する詳細は、こちらのページをご参照ください。

記事の信頼性(筆者紹介)

記事を書いている僕は、キングダムハーツシリーズ全作プレイ済みで、LV1プレイもクリア済みです。
シリーズの最高難易度のクリアも完遂していますが、初代キングダムハーツに関してはRTAで日本3位の実績も持っています(※非公式&現時点)

キングダムハーツが好きすぎて、毎日キングダムハーツの考察や最新情報を発信しています。

Twitterもですが、Youtubeでもキングダムハーツの情報発信を行っています。(SNSでは赤司大和(アカシヤマト)という名前で発信しています)

こういった僕が、今回解説していきます。
それでは、さっそく見ていきましょう。

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①ルシュのプロフィールまとめ

ルシュ/プロフィール

名前 ルシュ(Luxu)
性別 男性
武器 キーブレード:ノーネーム
所属 ロストマスター
年齢 不明・判別不能
性格 真面目、物事を達観している
登場作品 χ back cover / 3 / χ / Uχ / UX
名前の由来 「色欲」のラテン語の頭4文字
声優 津田健次郎さん

ルシュは、古の時代に生きたロストマスターの一人であり、マスター・オブ・マスターの弟子でもあります。
常に黒コートを着ているため、どんな姿をしているのかは分かりません。
現段階では、どうしても謎が多いキャラクターと言えます。

キングダムハーツ2.8が発売されたときのファミ通のインタビューでは、シリーズのディレクターである野村さんから

「おもしろ成分をなくしたマスター」

と言われていました。
ちょっとひどいですねw

またルシュは、ある使命により肉体を変えながら何百年、もしかすると何千年と生き続けています。
このルシュの別の姿として有名なのが、キングダムハーツ2から登場していたシグバールです。
シグバールは今までの物語でも主要人物でしたが、その正体がルシュと判明した以上、これからのロストマスター編でも重要になると思います。

次の作品ではルシュとして、ソラたちと戦うかもしれません。

②ルシュの器となったキャラまとめ


ルシュは何百年という時を生きるため、自分の心を新しい肉体に移し続けてきました。
その目的は、時代を見続けること。
これは、ルシュの師であるマスター・オブ・マスターから与えられた使命です。

マスター・オブ・マスターから与えられた使命

マスター・オブ・マスターが、ルシュに何百年も生き続けるよう命じたのは、以下の理由があります。

  • ①未来を見るため
  • ②未来へ行くための標とするため

一つずつ説明していきます。

①未来を見るため

マスター・オブ・マスターは闇に対抗するため、未来を予知しようと考えていました。
そこでまずは、自身の目を使ってキーブレード:ノーネームを作り、それをルシュに渡します。
ノーネームを受け取ったルシュは、言われた通り時代を生き続け、同時にノーネームに付いたマスターの目も、その時代を見ることになりました。
こうすることで、マスター・オブ・マスターは、ノーネームを通して未来を見ることに成功し、その情報を下に予知書を作りだしたのです。

マスター・オブ・マスターはこの予知書を、ルシュ以外の5人の弟子に渡します。
ルシュに渡さなかったのは、タイムパラドックスを防ぐためです。

ルシュは実際に未来へ進み続けるので、未来を知ってしまうと、それをもとにした行動をとる可能性があるかもしれませんからね。
真っ当な判断だと思います。

②未来へ行くための標とするため

マスター・オブ・マスターは最終的に、弟子と共に未来へ時間移動しようとしていました。
しかし、時間移動にはいくつかの条件が必要になります。

その条件の一つが、自身を記憶する人がその時代にいること。

つまりマスター・オブ・マスターは、その条件を満たすため、ルシュに先の時代へ進めさせたのです。
現にキングダムハーツ3において、マスター・オブ・マスターの弟子の4名は未来に到着し、マスター自身も若い頃のゼアノートと会っています。

何故、マスター・オブ・マスターが未来へ行こうとしていたかは不明です。

各プロフィールまとめ

ここでは、ルシュが何百年という時代を生きるために移ってきた別の姿である、3名のキャラを紹介します。

ブレイン/プロフィール

名前 ブレイン
器とした時代 古の時代(データの世界から脱出した後)
武器 キーブレード:マスターキーパー
所属 ダンデライオン / ユニオンリーダー
登場作品 UX

ブレインの詳細情報は、こちらのページをご参照ください。

ブレインはキングダムハーツミッシングリンクでも登場予定ですが、この時のブレインの中にルシュはいないと考えています。
というのも、ユニオンクロスの時代からミッシングリンクの時代にはかなりの開きがあるため、ルシュがブレイン以外の肉体に移っていないと時系列的におかしいからです。
何故ブレインがルシュから解放され、ブレインとして復活したのかは謎ですが、この辺りはミッシングリンクにて明かされると思います。

ブラギ/プロフィール

名前 ブラギ
器とした時代 ゼアノートの少年時代
所属 ウォーデンの弟子
登場作品 DR

赤髪の少年で見た目はチャラいですが、真面目な話をすることが多いです。
またブラギをパーティーメンバーとすると、防御力を上昇させる「プロテス」を使用してくれます。

ブラギがルシュの器になったタイミングは不明ですが、物語中、ゼアノートに対してさり気なく気づきを与えるような発言を多くしていたので、ダークロードの時点ではルシュの器となっていた可能性が高いと思われます。
た。

ブライグ(シグバール)/プロフィール

名前 ブライグ
性別 男性
武器 ガンアロー:シャープシューター
ノーバディ シグバール
所属 賢者アンセムの弟子
13機関
真13機関
年齢 30代?
性格 つかみどころがない
登場作品 2 / Days / BBS / coded / 3D / 3
声優 大塚芳忠さん
器とした時代 ゼアノートの老年時代

ブライグは賢者アンセムの弟子で、エレウスやディランと共に研究施設の門番をしていました。
シグバールは、このブライグのノーバディにあたります。

また、「〜ってハナシ」という口癖が特徴的です。
この口癖はルシュの時はなかったので、そういった言い回しが肉体に引き継がれる訳ではないと思っていましたが、先程紹介したブラギも、この口癖を言うシーンがありました。
もしかすると、少し前の肉体からこの口癖を覚え、肉体を変えたあともその口癖が抜けなかったということですかね。

しかし実のところ、この言い回しも本来は口癖にする予定はなかったとのこと。
シグバールの声を担当する声優さんは、大塚芳忠(おおつか ほうちゅう)さんなのですが、収録の際、大塚さんがあまりにも良い言い方をするので、口癖として採用されたらしいです。

ちなみに、紹介した3名のキャラクターは、たまたまなのか、狙っているのか、全員名前の文字の頭がBRAで共通しています。
意味はよく分かりません。

③ルシュ視点で描かれる物語まとめ


それでは遂にルシュが歩んできた物語をまとめていきます。

一章:マスター・オブ・マスターの計画(古の時代)

はるか、昔。
おとぎ話に出てくるような古の時代に、7人のキーブレードマスターがいました。
この7人のキーブレードマスターは、ロストマスターと呼ばれ、数多のキーブレード使いを導き、日々闇の勢力と戦っていました。

ルシュは、そんなロストマスターの一人。
ルシュはよく、同じくロストマスターでかつ、ルシュのマスターでもある、マスター・オブ・マスターから様々な話を聞いていました。
マスター・オブ・マスターは少し名前が長いので、ここからはマスターと名前を略していきます。

マスターはルシュに対して、自身の幼かった時の話や、始祖の闇の存在、そしてロストマスターの中には裏切り者がいるなど、色々な話をよくしてくれました。
特に「闇を倒すためキーブレード戦争を勃発させ、世界を一度終わらせる」というマスターの話には、ルシュは頭を悩ませていました。
マスターには他にも5人の弟子がいますが、ここまで詳しい話はルシュにしかしていない様子。
マスターいわく、ルシュには特に目をかけていたそうです。

そんなある日、ルシュはマスターに呼び出されます。
マスターは、自身の目で作ったというキーブレードのノーネームと、ある黒い箱をルシュに授け、使命を与えます。
それは、このノーネームと黒い箱を持って世界の終わりを見届け、先の時代へ進み続けること。
マスターは、自身の目で作ったキーブレードを持ったルシュが、先の時代へ進み続けることで、世界の未来を見ようとしていたのです。
ちなみに、この時点でマスターは未来を見ることに成功し、予知書を作成できているため、ルシュは使命を果たせていることが分かっています。

そしてマスターは、ルシュにまだ伝えていなかった衝撃の計画を伝えます。
それは、始祖の闇を倒すための計画。

始祖の闇は光に勝つため肉体を捨てており、そのせいで通常の手段で倒すことはできなくなっています。
そこでマスターは、始祖の闇の器となる人物を用意し、その器に選ばれた人物に、担当する始祖の闇を倒させようと考えていたのです。
そしてその器に選ばれたのが、マスターを含むルシュたちロストマスターの7名と、新しいユニオンリーダーに選ばれた5名だったのです。
始祖の闇は全部で13体存在するため、残り1体はデータの世界へ封印するとマスターは続けます。

器に選ばれた人が、どのようにして始祖の闇を倒すのかは不明ですが、ルシュは、そんな人柱を立てるような、人を犠牲にするやり方に反発します。
しかし、そんなルシュに対して、感傷に目的を曇らせてはならないとマスターは言います。
最終的にルシュはマスターの話を受け入れ、使命を遂行するため、ノーネームと黒い箱を持って姿を消したのでした。

二章:世界の終わり(古の時代)

マスターからの使命通り、世界の終わりを見届けようとしていたルシュ。
そこへ、ロストマスターの一人であるアヴァが現れます。
アヴァは世界を終わりに導くキーブレード戦争を止めるため、未来を知るマスターを探していました。
実はマスターも姿を消していたのです。

ルシュはそんなアヴァに、ロストマスターの中にいるという裏切り者の正体とマスターの意思を伝えます。
しかしルシュの話す、衝撃的な真実を受け入れられないアヴァ。
アヴァはキーブレードをぬき、ルシュに切りかかります。
そして、そのアヴァの一振りに呼応するかのように、キーブレード戦争が始まってしまうのです。

この裏切り者の正体に関してですが、マスターによると裏切り者はルシュだと言われています。
しかしそうなると、ルシュから裏切り者の正体を聞いた時のアヴァの反応が、いまいち納得できません。
このことで考えられる可能性は、ルシュが嘘をついた、もしくは他に衝撃的な事実を話したことが考えられます。
ただ、これに関してはまだ詳しく言及されていないので、今後の考察対象になると思います。

三章:最初の器、ブレイン(古の時代)

キーブレード戦争が起こった後、現実の世界は闇に覆われていきました。
一方でアヴァによって選ばれた優秀なキーブレード使いの集団であるダンデライオンのメンバーは、データの世界へ脱出していました。
そしてルシュも、世界の終わりを見届けたあと、このデータの世界へ訪れていました。

ルシュがデータの世界へ訪れた目的は、データの世界に格納されているストレリチアと呼ばれるキーブレード使いのデータを取り出すこと。
ルシュはデータのストレリチアを連れ、再び現実の世界へ戻り、彼女を箱舟と呼ばれるタイムマシンに乗せて未来へ送ろうとします。

しかし、そこへ1体の始祖の闇が現れます。
なぜ彼女を箱舟に乗せるのか質問する始祖の闇。
ルシュは彼女を「真のダンデライオン」と呼び未来へ送るのでした。

ちなみにルシュは、マスターから、ダンデライオンのメンバーがピンチになっても、見守るだけで手出しはするなと言われていました。
しかしルシュは、その「見守る」という意味を考えたうえで、データのストレリチアを未来に送るという考えに至ったようです。
つまり、このデータのストレリチアを未来に送るという行動が、マスターからの指示かどうかは不明です。

始祖の闇としばらく話したルシュは、この始祖の闇に戦いを挑みます。
これもダンデライオンのためではなく、キーブレードマスターの務めとしてだと、ルシュは言うのでした。

しばらくした後、データの世界を脱出したダンデライオンのメンバーが、現実の世界へやってきました。
実はデータの世界も崩壊が始まっていたのです。
そしてどうやら、ルシュと始祖の闇との戦いは終わっていた様子。
データの世界を脱出したメンバーの一人であるブレインという少年は、同じくダンデライオンのラーリアム、エルレナ、ヴェントゥスに箱舟に乗るよう指示し、彼らを未来へ送り届けます。
そして一人残ったブレインは、まだデータの世界から脱出できていない、他の仲間を救おうとしていました。

そしてそこへルシュが現れ、ブレインからデータの世界で起こった話を聞きます。
ブレインから話を聞いたルシュは、ブレインの優秀さに感心し、彼を最初の器とすることに決めます。

ちなみに、先程のルシュと始祖の闇との勝敗は不明です。
しかし、マスターは通常の手段で始祖の闇には勝てないことから、人柱を用意する計画を立てていたため、ルシュが始祖の闇を倒した可能性は低いと思われます。
そのため考えられるのは、ルシュが始祖の闇に操られているか、始祖の闇を自身の肉体に宿したかのどっちかです。
しかし元々ルシュには、担当する予定の始祖の闇が既に1体入っているはずなので、そうなるとルシュには、始祖の闇が2体入っていることになります。

また仮にルシュが始祖の闇に負け、操られていた場合、いきなりマスターが思い描く計画からは、ずれることになると思います。

いや、それすらもマスターの予想通りということなのでしょうか。

四章:ゼアノートとの出会い(DR時代)

最初の器であるブレインから器を変え、また器を変え、さらに器を変えては先の時代に進み、そのときどきの時代を見続けるルシュ。
ルシュは旅の途中でノーネームを手放し、そのノーネームも着々とキーブレード使いに継承されていきました。
そんなある時代において、ルシュはブラギという少年を器にしていました。
このブラギは、スカラ・アド・カエルムと呼ばれる場所でキーブレードの修業をするキーブレード使いの一人。
ルシュはブラギとして、キーブレードマスターであるウォーデンの下、仲間と共に修行に励んでいました。

この時の仲間というのは、エラクゥスやバルドル、そしてゼアノートなどの少年少女たち。
ルシュはその中でもバルドルという少年にある素質を感じ、昔マスターが言っていた選ばれし者ではないかと考えます。

この選ばれし者とは、キーブレード戦争を再現するキーブレード使いのこと。

マスターは未来を見る能力で、そういった存在が未来に現れることを予知していました。
そしてマスターはルシュに対して、もしその選ばれしの者がノーネームを手にした時、ルシュにその選ばれし者と行動を共にするよう言われていたのです。

それから時が経ち、ルシュたちよりも先輩である上級生のメンバーが、キーブレードマスターへの承認試験を受けることになりました。
この上級生の中にはバルドルの姉であるヘズという少女がいるのですが、バルドルはヘズを心配して、マスター承認試験のために旅だったヘズを追いかけることになります。

しかしバルドルはそこで、ヘズが倒されてしまう場面に出くわしてしまうのです。
バルドルは悲しみに暮れ、そして闇に囚われしまい、暴走してしまいます。
なんとバルドルは、ヘズと同行していた他の上級生のメンバーを手にかけてしまうのです。

五章:選ばれし者(DR時代)

一方、バルドルが上級生を手にかけたことを知らないルシュたちは、ウォーデンに命じられて、行方不明になった上級生の捜索をすることになります。
そして捜索の途中でバルドルと再会し、バルドルから冥界を探してみないかと提案されました。

バルドルを味方だと信じ、疑いも持たず冥界を捜索することにしたエラクゥスたち。
ルシュとゼアノートは少し不審に思いながらもエラクゥスたちと共に、冥界へ向かいます。
しかし、この冥界での捜索もバルドルの策略でした。
まずバルドルは、たまたま共に行動していたルシュに襲い掛かります。
しかし、ルシュはいち早くバルドルが闇に堕ちていることに気づき、悠々とバルドルを返り討ちにします。
ただしルシュは、直接的に時代に干渉してはいけないため、バルドルを倒すことはせず、姿を消してバルドルに消されたことにします。

その後ルシュに見逃してもらったバルドルは、当初の計画通り冥界で他の仲間を襲いますが、エラクゥスとゼアノートは間一髪のところでウォーデンによって救われてしまいます。
そこでバルドルは次にスカラ・アド・カエルムを直接襲うことにし、何人ものキーブレード使いを消滅へと追い込んでいきました。

しかし最後はゼアノートに倒されるバルドル。
その一部始終を見ていたルシュは、選ばれし者がバルドルではなくゼアノートではないかと考えます。

そして時が経ち、ゼアノートはノーネームを継承。
ルシュはゼアノートがキーブレード戦争を始めるまで、彼を見守り続けることにするのです。

六章:最後の器、ブライグ(BBS時代)

それから65年という時が過ぎ、ルシュは賢者アンセムの弟子である、ブライグという人物の肉体に入っていました。
このブライグという人物は、心の研究をしている賢者アンセムの施設の門番をしていました。
そしてそのブライグの肉体へ入った時代で、遂にゼアノートが動き始めます。

まずルシュはキーブレードの力を欲するという名目でゼアノートに近づきました。
ゼアノートが言うには、キーブレード戦争を起こすと同時に、新しい若い肉体を手にしたいとのこと。
そこでゼアノートは、キーブレード使いのテラという少年の肉体を手にしようとしていました。
ルシュはゼアノートのこの計画にも協力し、一度テラと交戦しますが、テラの反撃にあい、右目と左の頬に怪我をおってしまいます。

この時の怪我に関しては、ルシュに愚者を演じるという目的があったため、わざとである可能性が高いと思われます。

そしてその後着々と計画を進めてきたゼアノートは、テラの肉体を奪うことに成功。
しかし、アクアとヴェントゥス、そしてテラの留まりし思念により、キーブレード戦争を始めることは出来ず、さらにゼアノートは戦闘のショックで記憶を失ってしまいます。

ルシュは賢者アンセムと共に、記憶を失ったゼアノートを保護し、ゼアノートは賢者アンセムの弟子として心の研究を開始します。
しかし、ゼアノートは心の研究に没頭するがあまり、危険な実験をするようになっていました。
当時賢者アンセムは心を解明するため、地下牢にある少女を入れていたのですが、ゼアノートはこの少女に対して危険な実験をしようとします。

そこでルシュは、ゼアノートの手がこの少女に伸びる前に、この少女(被験者X)を解放し、外に逃がすことにします。
何故ルシュがこの少女を逃がしたのかは明らかになっていません。

被験者Xを失ってしまったゼアノートですが、元々被験者Xに施す予定だった実験を自身に施したことで、ゼアノートは昔の記憶を思い出します。
ゼアノートは、再びキーブレード戦争を始めるべく、ルシュを含む賢者アンセムの弟子を襲い、心を解放させていきます。
そして最終的には自身の心も解放し、ハートレスとなってしまうのです。

七章:シグバール誕生(現代)

ゼアノートによって心を解放され、ハートレスとなったルシュ。
一方で残された肉体と魂は、ノーバディとして新たに転生していました。
このルシュのノーバディは、自身をシグバールと名乗り、同時にゼアノートのノーバディとして生まれたゼムナスと共に、13機関を結成します。

ちなみにこのシグバールという名前は、ブライグという英語の文字列にXを加えたアナグラムになっています。

ルシュはシグバールとしてゼムナスに協力し、新たな仲間としてマールーシャを勧誘。
ゼムナスと共に計画を進めていきますが、最終的にソラというキーブレード使いに倒され、13機関も壊滅してしまいます。

ノーバディというのは、倒されてしまうと自身のハートレスも倒されていた場合において人間として復活することができます。
ルシュのハートレスがいつ倒されたかは不明ですが、ルシュはソラに倒された後、再びブライグとして復活していました。
そしてそこで、ゼアノートの若いころの姿である、ヤング・ゼアノートと出会います。
実はこのヤング・ゼアノートは、ゼアノートのある計画により時を超えてやってきていたのです。
そこでルシュは、13機関が倒されることも、ゼアノートの計画のうちであったことを理解します。

ルシュは、このヤング・ゼアノートと共に新たな計画を進め、まずは、新しい闇の勢力である真13機関のメンバーを集めます。
この真13機関のメンバーには、前身である13機関のメンバーも一部所属しますが、最後の13人目をソラにすることにし、そのためにソラを闇堕ちさせることにします。
そこでルシュとヤング・ゼアノートは、ソラとリクがキーブレードマスターの承認試験を受けることを利用し、見事ソラを闇堕ちさせることに成功。
しかし、リクと王様、さらには元13機関のメンバーだったアクセルの介入により、ソラを真13機関に入れる計画は阻止されてしまいます。

八章:ロストマスターの復活(KH3時代)

リクたちにソラの真13機関入りを止められたものの、代わりの13人目を揃えたゼアノート。
これにより、ゼアノートは真13機関を完成させることに成功します。
そしてゼアノートは機関員にそれぞれ任務を与えていきます。

一方でルシュは、機関の一人であるルクソードにある任務を与えました。
勿論ルクソードには、ゼアノートからの指令と嘘をついてあります。
このルクソードに命じた任務の内容というのは、ルシュが持っていたはずの黒い箱を探すこと。
ルシュが黒い箱を本当になくしたのか、それともルクソードに探させることに目的があったのかは現時点では不明です。

しかし任務の違和感に気づいたルクソードは、それをルシュに問い詰めます。
ルシュはルクソードからの話をはぐらかしますが、ルクソードの鋭すぎる洞察力と、彼の人間の頃の素性が不明であることに、ルシュもルクソードに対して疑念を持ち始めます。

ちなみにこのルクソードの正体に関しては、こちらの動画でも考察しているので、気になる方はこちらの動画をご覧ください。

そしていよいよ、ルシュたち真13機関とソラたち光の守護者とのキーブレード戦争が勃発するのです。

ルシュはダークリクと共に、ソラとリクを向かい打ちますが、敗北してしまいます。
本来、戦いに敗れれば消滅してしまいますが、ルシュは消滅する直前で戦闘から離脱。
ソラとリクには消滅したかのように見せかけます。

そしてゼアノートは見事キングダムハーツを開くことに成功し、ルシュも最後の使命を果たすことになります。
その使命とは、かつての仲間であるロストマスターを復活させること。
ソラとゼアノートの戦闘後、ルシュは再びノーネームを手に入れ、ロストマスターであり、マスターの弟子でもある、イラ、インヴィ、アセッド、グウラを復活させます。
本来はアヴァも復活させる予定だったようですが、アヴァがいないことにもルシュは納得します。

何故ここでルシュが納得したのかは不明です。

呼び出された他のロストマスターたちは何が起こっているのか分からず、ルシュを問い詰めます。

そして彼らからの問いに、ルシュは全てを語り始めるのです。

自分が今までやってきたこと、マスターから与えられた使命。
そして、マスターが立てた、始祖の闇を倒すための計画を…。

 

コンタクトはSNSまで

いかがだったでしょうか。

ルシュの現在分かっていることに関してはかなり細かく説明してきましたが、どうしても謎が多いキャラなので、行動の細かな意味までは網羅できませんでした。
ただキングダムハーツというストーリーはこういったところを考察することが醍醐味なので、それまでは楽しく考察していきたいと思います。

皆さんはルシュについて、どう思っていますでしょうか?
TwitterやYoutubeのコメントで是非教えてください。
またDiscordでは皆様と直接的なキングダムハーツの情報交換を行ってますので是非。

クレジット
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