2023/04/10 (更新日: 2023/05/09)

【最新版】マールーシャ徹底解説【キャラクター/キングダムハーツ】

Kingdom Hearts 解説

これらの疑問に答えます。

本記事のテーマ

本記事の内容

「キングダムハーツ チェインオブメモリーズ」のラスボスとして登場した、マールーシャ。
本記事ではそんなマールーシャに関して、今までの物語や人物像をまとめていきます。

• ①マールーシャのプロフィールまとめ
• ②マールーシャ視点で描かれる物語まとめ

 
ユニオンクロスに登場する他のキャラクターに関する詳細は、こちらのページをご参照ください。

【最新版】KHUXキャラ徹底解説【キングダムハーツ ユニオンクロス】

ユニオンクロスに登場する他のキャラクターはこちらで詳しくまとめています。今後の動向に関しても詳細はこちらからどうぞ。

記事の信頼性（筆者紹介）

記事を書いている僕は、キングダムハーツシリーズ全作プレイ済みで、LV1プレイもクリア済みです。
シリーズの最高難易度のクリアも完遂していますが、初代キングダムハーツに関してはRTAで日本３位の実績も持っています（※非公式＆現時点）

キングダムハーツが好きすぎて、毎日キングダムハーツの考察や最新情報を発信しています。

キングダムハーツ21周年おめでとうございます！！
まだまだこれからも遊ばせてもらいます！ https://t.co/Po1IxWESeF

— 赤司大和 ＠KINGDOM HEARTS (@akashickage) March 28, 2023

Twitterもですが、Youtubeでもキングダムハーツの情報発信を行っています。（SNSでは赤司大和（アカシヤマト）という名前で発信しています）

こういった僕が、今回解説していきます。
それでは、さっそく見ていきましょう。

①マールーシャのプロフィールまとめ

マールーシャ／プロフィール

マールーシャは、13機関に所属していたノーバディです。
その後、ゼアノートが結成した真13機関にも所属しています。

また人間時の名前は「ラーリアム」といい、元は古の時代にいたキーブレード使いです。
ラーリアムは、その中でも優秀なキーブレード使いだけしか入ることを許されていない、ダンデライオンに所属していました。
さらにラーリアムは、その中でもダンデライオンを導くユニオンリーダーにも選ばれており、彼の実力が非常に高かったことが伺えます。

マールーシャは、シリーズのディレクターである野村さんから「悪賢いキャラクター」と言われていました。
しかし古の時代においては、妹であるストレリチアを思いやる描写が数多くあり、実は人間味のあるキャラクターであることも判明しています。
このストレリチアもダンデライオンに選ばれ、かつユニオンリーダーに選ばれているので、とんでもない兄妹であることが分かります。

ストレリチアに関する詳細は、こちらのページをご参照ください。

【最新版】ストレリチア徹底解説【キャラクター/キングダムハーツ】

ストレリチアはこちらで詳しくまとめています。今後の動向に関しても詳細はこちらからどうぞ。

またマールーシャの属性は花ですが、大鎌であるサイズから連想される死神や「死の宣告」といった技から「死」というキーワードも伺えます。

担当している声優さんは、池田秀一さん。

この声がまたかっこいいんです。

これは個人的なイメージですが、池田さんが演じるキャラクターはどれも強キャラばかりなので、ラーリアムの強さはこれから発揮されるんじゃないかと考えています。

てか、有名どころで行くと、池田さんが演じたキャラクターは「シャンクス」や「シャア」ですが、皆「シャ」が付くんですねw

②マールーシャは視点で描かれる物語まとめ

それではマールーシャが歩んできた物語をまとめていきます。

一章：新たなユニオンリーダー（古の時代）

はるか、昔。
おとぎ話に出てくるような古の時代に、ラーリアムというキーブレード使いがいました。
当時のキーブレード使いは５つあるユニオンの中のどれかに配属され、ルクスと呼ばれる光を集める役割を担っていました。
ラーリアムもあるユニオンに所属し、ルクスを集めるキーブレード使いの一人。
しかし、あまりにも簡単な任務に退屈したラーリアムは、いつも午前中で任務を終わらせ、その後はお気に入りの花畑で昼寝をしていました。

そんなある日、ラーリアムは、ロストマスターの一人であるアヴァにダンデライオンという組織へスカウトされます。
アヴァによると、これから起こるキーブレード戦争によって光は闇に負け、世界が滅んでしまうというのです。
そこでアヴァは、キーブレード使いがその戦争で全滅しないよう、優秀なキーブレード使いだけで、ダンデライオンという組織を結成。
さらに、そのダンデライオンのメンバーは他の世界へ脱出させようとしていたのです。
そして、話はそれだけではありませんでした。
なんとアヴァは、ラーリアムに対して、そのダンデライオンを導く5人のリーダーの内の一人になってほしいというのです。

ラーリアムはそれらのアヴァの話を聞いたあと、ダンデライオンに入ることを決め、そしてユニオンリーダーになることも承諾します。

その後ラーリアムがいつもの花畑で昼寝をしていると、妹であるストレリチアがやってきました。
どうやらストレリチアもアヴァからダンデライオンへスカウトされた様子。
しかし、ストレリチアはダンデライオンに入るべきか迷っていました。
ストレリチアは潜在能力でいうとラーリアムよりも高いはずなのですが、要領が悪いのか、いつもギリギリで任務を終わらせていました。
ラーリアムはそんなストレリチアに対して、ダンデライオンに入ることを勧め、彼女を励まします。

ストレリチアに何かあれば助けに行く。

ラーリアムはこうも続けました。

そんなラーリアムに対して、お兄さんを乗せて飛べるくらい強くなる、と決意を固めるストレリチア。
お互いを大切にしあう二人の関係は、まさに素敵な兄妹そのものでした。

そしてその後、遂にキーブレード戦争が勃発
ラーリアムは、他のダンデライオンのメンバーと共に、別の世界へ脱出するのでした。

二章：消えたストレリチア（古の時代）

別の世界へ到着したラーリアムは、同じくダンデライオンのメンバーであるストレリチアと合流しようとしますが、彼女が見当たりません。
ラーリアムは、その後もしばらく捜索してみましたが、結局彼女は見つかりませんでした。

一旦ラーリアムは、アヴァから事前に言われていた集合場所へ向かいます。
というのも、ラーリアムを含む新しいユニオンリーダーは事前に知らされておらず、その場所で顔合わせをするように言われていたのです。

ラーリアムがその場所へ行くと、既に他の4人が合流していました。
ラーリアムは、このエフェメラ、スクルド、ヴェントゥス、ブレインと共に、ユニオンリーダーとしてダンデライオンを導くことになります。

しかし、ストレリチアの行方がどうしても気になるラーリアムは、ユニオンリーダーとしての仕事の傍ら、彼女の捜索を続けていました。

そこで、昔ストレリチアと同じパーティーを組んだことがあるという、エルレナという少女へ会いに行きます。
エルレナは残念ながらストレリチアの行方を知らないようですが、エルレナのチリシィからある情報を聞き出します。
それは、ストレリチアがあるキーブレード使いを探していたということ。
どうやらストレリチアは、そのキーブレード使いをどうしてもダンデライオンへ入れようとしていたようなのです。

ラーリアムはそんなチリシィの話に違和感を覚えます。
というのも、ユニオンリーダー以外のダンデライオンのメンバーは、キーブレード戦争が起こった時の記憶が消されているからです。
そのため、アヴァにキーブレード戦争によって光が闇に敗北すると言われていたものの、他のメンバーは何の話か分かるはずがないのです。
しかし、ストレリチアはキーブレード戦争直前まで、そのキーブレード使いを探し続けていた。
まるでキーブレード戦争が始まることを確信していたかのように…

ラーリアムは、一度ユニオンリーダーの元へ戻り、そのことをメンバーに報告しました。
すると、ユニオンリーダーの一人であるエフェメラが、そのストレリチアが探していただろうキーブレード使いに心当たりがあると言います。

ラーリアムは、エフェメラに連れられそのキーブレード使いへ会いに行きますが、そのキーブレード使いも彼女のことは知らない様子。
どうやら、何故かストレリチアが一方的に彼を知っていたようなのです。
そんなキーブレード使いに、ラーリアムはストレリチアという人を覚えておいてほしいとお願いするのでした。

三章：未来の世界へ（古の時代）

その後、突如として世界に異変が訪れます。
この異変に対して、ユニオンリーダーの一人であるブレインは、この世界が現実の世界ではなく、データの世界であることに気がつきます。
そんな事実にラーリアムたちは驚きを隠せません。

そんなある時、ラーリアムはこのユニオンリーダーが拠点とする場所に、侵入者がいることに気がつきます。
その侵入者がいる場所へ向かうと、そこにはマレフィセントという魔女がいました。
マレフィセントは、この場所にある謎の装置を使用しようとしている様子。
この装置が何なのかは分かりませんが、ラーリアムはマレフィセントに戦いを挑みます。
しかし、ラーリアムはマレフィセントに敗北してしまい、マレフィセントはその装置を使って未来へ行ってしまうのです。

意識が戻ったラーリアムが仲間のもとへ戻ると、衝撃的な話が聞こえてきました。
なんと、ストレリチアは本当はユニオンリーダーの一人であり、ヴェントゥスが彼女を襲撃し、リーダーに成り代わったというのです。
そして、それを認めてしまうヴェントゥス。
話を聞いたラーリアムはヴェントゥスに斬りかかりますが、エフェメラに止められてしまいます。
しかし、一向に怒りが抑えられないラーリアム。
そして、そこへヴェンの中から始祖の闇が姿を現すのです。

始祖の闇によると、ストレリチアを襲撃したのは、ヴェンを操ったこの始祖の闇であるとのこと。
ラーリアムはストレリチアの仇を討つため、仲間とともに、始祖の闇へ戦いを挑みます。

始祖の闇は光の勢力に打ち勝つため肉体を捨てており、通常の手段では倒すことができなくなっているため、ラーリアムたちは次第に追い込まれていきます。
しかし、最終的にはヴェントゥスが始祖の闇と融合することで戦闘を終わらせることに成功。
ただ、ヴェントゥスはその反動からか深い眠りについてしまうのです。

怒りに囚われヴェントゥスを襲ったばかりか、最後はヴェンに重荷を背負わせてしまい、自分に怒りを隠せないラーリアム。

そこへエルレナが現れます。
彼女によると、ストレリチアと思われる少女が、ロストマスターの一人であるルシュと共に行動していたというのです。
ラーリアムたちは、マレフィセントが使った方舟でデータの世界を脱出し、そして未来へ行くことにします。
しかし方舟には数に限りがありました。
スクルドは、ラーリアムにストレリチアを探すよういい、ラーリアムはブレイン、エルレナ、ヴェントゥスと共にデータの世界を脱出します。

現実世界に戻ったあと、ブレインはデータの世界に残った仲間を救うため、この時間にのこることを決意。
そのためブレインは、未来に行ったあとのヴェントゥスとエルレナをラーリアムに託します。

ストレリチアの手がかりを探すため、
仲間から託されたダンデライオンとしての使命を果たすため、
ラーリアムは未来へ行くのでした。

四章：13機関への加入（Days時代）

無事、未来の世界へ辿り着いたラーリアム。
しかし、箱舟による時間移動の影響からか、ラーリアムは記憶を失っていました。
（ノーバディになった際に記憶が無くなった可能性もあります）

そんなある時、ラーリアムはハートレスとなってしまいます。
ラーリアムの心が肉体から解放されハートレスとなったことで、残った肉体と魂は、ノーバディ、マールーシャとして転生していました。
そしてマールーシャとなったある日、シグバールというノーバディから13機関という組織にスカウトされます。

この13機関の目的は、人の心のキングダムハーツを生み出すことで、心のないノーバディに心を作り出すこと。
マールーシャは11番目のメンバーとして、リーダーのゼムナスの下、任務をこなしていくことになります。

五章：裏切りのマールーシャ（Days時代）

マールーシャが機関員になったあと、12番目のメンバーにラクシーヌ、13番目のメンバーにロクサスという人物が加わります。
特にこのロクサスというノーバディは、ソラというキーブレード使いのノーバディらしく、ノーバディでありながらキーブレードを使用することが出来ました。
機関の目的である人の心のキングダムハーツを作るためには、キーブレードが必要だったため、ロクサスの加入後、13機関の計画は加速していきます。

そんな特別な力をもつキーブレードに興味を持ち始めた、マールーシャ。
そしてマールーシャは、キーブレードを自分のものにすることで、機関を乗っ取る計画を企てます。

そんなある時マールーシャは、機関の一人であるサイクスから、ある司令を受けます。
それは、忘却の城という場所でソラを待ち受け、ナミネというノーバディと共にレプリカ計画を達成すること。
このレプリカ計画とは、ソラの記憶を改竄できる能力を持ったナミネを利用してソラの記憶を書き換えた後、そのソラの記憶をデータ化し、レプリカと呼ばれる肉体へ入れることで、人工的なキーブレード使いを作り出すというもの。
機関は、ロクサス以外の自分たちの言うことを聞く新たなキーブレード使いを、人工的に作りだそうと考えていたのです。

マールーシャはこのレプリカ計画の全容こそ把握していなかったものの、この計画を使って、キーブレードの力を自分のものにしようと考えます。
そこで、同じ機関員のラクシーヌと協力し、裏で計画を進めていくのです。

六章：忘却の城での決戦（COM時代）

忘却の城の近くを訪れたソラに対して、まずマールーシャは、ソラをその忘却の城へ導きます。

その後、忘却の城を順調に進んでいくソラ。
マールーシャはナミネを脅してソラの記憶を書き換えていき、レプリカ計画も順調に進んでいきました。

途中、マールーシャの動きを不審に感じた機関の一人、ゼクシオンがヴィクセンを派遣してきます。
ヴィクセンはレプリカ計画を遂行するための、レプリカを作ることができる人物であり、既にリクという少年のレプリカを使って、ソラと戦わせていました。
しかし、レプリカの完成度がまだ高くないのか、リク＝レプリカは命令を聞かず、暴走しはじめてしまいます。

そのことを利用しようと考えたマールーシャは、言葉巧みにヴィクセンを騙して裏切り者に仕立て上げ、機関の一人である、アクセルに暗殺を命じます。
アクセルによってヴィクセンが瞬殺された後、同時にマールーシャは、機関を乗っ取る新たな仲間として、このアクセルを迎え入れます。

しかし、これはアクセルがサイクスから「裏切り者を始末しろ」という司令を遂行するための芝居であり、アクセルはまずナミネを解放します。

ナミネがいなくなったことにより、キーブレードの力を自分のものにするという計画が崩れてしまったマールーシャ。
さらに、仲間であるラクシーヌもソラによって倒されてしまいます。

マールーシャは、何とか再度ナミネを捕まえますが、そこにアクセルが登場し、戦うことになります。
アクセルとの戦闘中、ソラがその場へやってきますが、マールーシャはアクセルを囮にその場を離脱し、ナミネにソラの記憶を全て消すよう命令します。
しかし、ナミネはその命令を拒否し、さらにそこへ、ナミネを助けに来たリク＝レプリカが現れます。

ことごとく計画を阻止されるマールーシャ。
そして最終的にはソラによって倒されてしまいまうのです。

七章：蘇る記憶（KH3時代）

ソラによって倒されたマールーシャは、人間として復活しますが、再度ノーバディとして真13機関に加入します。

そしてゼアノートの命令で、ニューセブンハートの一人である、ラプンツェルへ近づきます。
途中ソラとも再会しますが、ナミネの記憶操作の影響により、マールーシャと戦ったときの記憶は無くなっている様子。
マールーシャは、ゴーテルをハートレスにしソラに襲わせます。

その後マールーシャは、機関の拠点であるキーブレード墓場へと戻り、マールーシャはラクシーヌやデミックス、ルクソードと合流します。

旧13機関と、さほどメンバーが変わらないとラクシーヌが呟く中、そこへゼムナスがやってきます。
そしてゼムナスは、ある衝撃的なことを口にするのです。
それは、再びこの4人を真13機関へ加入させたのが、この中にいる古のキーブレード使いを探すためであること。
古の時代の記憶を失っているマールーシャは、徐々に真実へ近づくことになっていきます。

そして機関の計画は着々と進行し、遂にソラたち光の守護者とのキーブレード戦争が勃発します。

マールーシャは、ラクシーヌとルクソードと共に、ソラと王様を迎え撃ちます。
戦闘開始時は、ゼムナスのサポートもありミッキーを封印することに成功しますが、ソラによって解放されてしまい、最終的には敗北してしまうのでした。

消滅のさなか、マールーシャは失った記憶を取り戻していました。

自分が何をしなければならなかったのか

何故ここにいるのか

そして最愛の妹であるストレリチアの存在…

最後はソラに礼を言い、マールーシャはどこかの地で、人間として復活を果たすのです。

コンタクトはSNSまで

いかがだったでしょうか。

古の時代とソラがいる現代で、違った面を見せるラーリアム。
最後は記憶を取り戻したようですが、果たして人間として復活した現在は、ストレリチアを探しているのでしょうか。
今後の展開によっては、ラーリアムは味方にもなる可能性も非常に高いので、その点も楽しみです。

皆さんはマールーシャについて、どう思っていますでしょうか？
TwitterやYoutubeのコメントで是非教えてください。
またDiscordでは皆様と直接的なキングダムハーツの情報交換を行ってますので是非。

クレジット
※この動画で使用している画像、イラストなどは全て引用です。
©Disney ©Disney/Pixar. Developed by SQUARE ENIX
Character from Square Enix games : ©SQUARE ENIX
【当サイト名】七三ゆきのアトリエ
【当サイトURL】 https://nanamiyuki.com/

キャラクター キングダムハーツ4 マールーシャ ユニオンリーダー ラーリアム

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